朝目覚め、カヤと外に出てみた。今日は快晴だ。嵐の後は美しい。昨日までのウインターストームが嘘のように思えた。出発する前に今日の宿をネットで探し、予約を入れた。犬も泊まれるキャビンだそうだ。とりあえず他の宿に比べると安かった。宿の心配もなくなりTokの街を後にした。今日のドライバーはクリスティーナだ。Mendeltnaまで約270キロ!
Snow Shoe Motel, Tok
何処から来たのだろう?4ウイーラーに乗って買い物にきた親父 Tokのメインンスト リートで
フォードの古い車を見かけ写真を撮らせてもらった
古い車の中はシンプルでかっこいい!
ガソリンの値段は日本の半分くらいだろうか?
Tokの街を後にした
所々に景色の良いところがあったので、車を止めては撮影に精を出した。天気はよかったが寒かった。マイナス20度くらいだったろうか?クリスティーナは寒いと言ってさっさと撮影をやめ車に戻ってしまった。
この先の山中に小さな街があるはずだ。まずはその街を目指した。
トイレに行きたかったのだ。
街の名前は、Mentasta、ネイティブの村がハイウエーから少し入ったところにある。
Mentastaに到着しスタンドのネイティブの親父と話し込む。なかなか興味深い小さな街だ。調べてみたが、はっきりとした人口は分からなかった、おそらく100人くらいの小さな街。山の天気は変わりやすく、辺りは雲に覆われ雪がちらついていた。
この街に電話が引かれたのが3年くらい前のことだそうで、電気もその頃に入って来たらしい。電気が来る前はジェネレーターを使って自家発電をしていたそうだ。店を出るときに親父はカリブーに気をつけろ!今の時期はカリブーの群れがハイウエーを良く横切るんだ、と教えてくれた。カリブーとはトナカイのこと。
確かにハイウエー沿いには沢山のカリブーの足跡をみかけた。途中、凍った湖の上を群れになって移動するカリブー達を遠くから見ることができた。でも、かなり遠くで豆粒のようにしか見えなかった。
ランゲルマウンテンが見えて来た。日も暮れて来て中々いい感じだ。
このペースだと、宿につくのは遅くなりそうだ。結局いつも予定より遅くなってしまう。
日が暮れてしまうと景色も見えないのでただドライブするだけになってしまう。
Glennallenという街にさしかかった。この街はこの辺りでは比較的大きな街で、スーパーやお土産屋さんなどもある。でも今はシーズンオフだからやっている店は少ない。
この辺りのハイウエーはとても美しいところなのだが、真っ暗で雪も降り始め何も見えない。Mendeltnaの宿を目指すだけだ。
今宵の宿は、Mendeltnaという街の、ハイウエー沿いにあるMendeltna Lodge。Mendeltna Lodgeについた頃、雪は本格的に降り始めていた。チェックインすると、あなた達は向こうのキャビンを使って、と言われキャビンに行くと、暖房がまだついていなくてとても寒かった。あるのは、小さなガスストーブが一台とベッド。ロッジの女将が来てくれてガスストーブに火が入った。しかし、なかなか部屋は暖まらなかった。車から防寒用のブランケットを持ち込み、クリスティーナとカヤと共にブランケットに潜り込んだ。ドアの隙間から凍り付いた空気が入り込んでくるからとても寒い。今日ここで一夜をすごすことができるのだろうかと不安になり、トイレ、歯磨きのついでに、メインロッジでくつろいでいるアンカレッジからやって来たというレズビアンらしき女性二人に聞いてみた。君たちの部屋は寒くないのか?すると彼女達はストーブがすぐに暖めてくれるわよと言った。半信半疑でキャビンに戻った。クリスティーナは寒さにこごえ、疲れ、ブランケットに潜り込んだ。
その夜は寒くてなかなか寝付けなかった。どれくらい経ってからだろう、途中暑くて目が覚めた。サウナのような暑さで寝られる状態ではなかった。ストーブがききすぎている、さっきの寒さは何処へやら。部屋の温度を下げようと思ってつまみを回すが壊れていて使えない。ドアを開け、空気の入れ替えをし部屋の温度を下げまた寝るが、すぐに暑くなってしまい寝るどころではなくなってしまった。その時、固定されているように見えた窓が開けられそうなことに気づいた。内側の窓枠を外し、窓を開けることができた。ようやく気持ちよく寝ることができるようになった。
朝起きて歯磨き、トイレ、お湯をもらいにメインロッジへ行った。ロッジの親父に、ここの暖房はいったいどうなってるんだ?と聞いたら、妻が調節の仕方教えなかったのか?と。
実は温度調節が出来たらしいのだが、今更もうどうでも良いことだった。早々とMendeltna Logdeを後にした。
昨日から積もった雪が15センチくらいだろうか?ゆっくりとアンカレッジへ向かうことにした。
つづく
朝起きて歯磨き、トイレ、お湯をもらいにメインロッジへ行った。ロッジの親父に、ここの暖房はいったいどうなってるんだ?と聞いたら、妻が調節の仕方教えなかったのか?と。
実は温度調節が出来たらしいのだが、今更もうどうでも良いことだった。早々とMendeltna Logdeを後にした。
昨日から積もった雪が15センチくらいだろうか?ゆっくりとアンカレッジへ向かうことにした。
つづく
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