2011年1月2日日曜日

Winter Travel 3, Chena Hot springs Resort

長時間の運転も、もうすぐ終わりだ。路肩に表示されている温泉までの距離がだんだん縮まってくる。タルキートナをでてから12時間くらい経っていた。悪天候のため通常の倍の時間がかかってしまった。


チェナ温泉に到着。時計は既に9時を回っていた。チェックインをすぐに済ませ、荷物を部屋に運び温泉に。疲れきった身体にチェナの湯は心地よかった。雪が降りしきる中クリスティーナは初めての温泉に大満足。入浴後すぐにベッドに横になった。オーロラのことなど、もうどうでも良かった。 

翌朝カヤを連れて散歩に出かけた。そのとき、日本人と思われる人が温泉に入っていたので外から声をかけてみた。写真撮らせてもらえませんか?と、するとその人は片言の日本語で日本人ではないと説明してくれた。

レストランで働くウエイターが利用しているキャビン



早朝の岩風呂

散歩から帰り温泉へ。サンクスギビングデイということもあり、お客はアメリカ人より外国人の方が多かった。アジア人の多さにびっくりした。日本人ではなかった。温泉の中でモンゴルから移民して来たというフェアバンクス在住の若者達と話すチャンスがあった。(最初はチャイニーズかと思っていた。)

モンゴルの遊牧民の話や文化、宗教、日本の話で盛り上がった。日本語を話す若い女性もいた。1人の若者は学生で、鉱山関係の勉強をしていて将来は鉱山で働きたいと夢を語っていた。フェアバンクスにはモンゴル人は彼らくらいしか住んでいないそうだ。
しかし、フェアバンクスにモンゴル人が住んでいるとは思いもしなかった。

その後今朝話しかけたアジア人の男性とその家族がやってきた。話を始めると、中々面白い台湾人の紳士だった。チャイナエアーでパーサーとして働いていて最近リタイアしたそうだ。仲良くなってメールアドレスの交換をすることになった。

温泉の後は部屋でしばらくのんびりして、午後からはアイスミュージアムの見学と、グリーンハウスの見学をすることにした。アイスミュージアムはそれほど期待もしていなかったのだけども、写真を撮るのには中々面白く予想以上に楽しむことができた。

アイスミュージアム


    グリーンハウスでの説明を熱心に聞くツアー客と説明するアラスカン
チェナリゾートでは地熱を利用して電気、暖房などすべてエネルギーをまかなっている。
ある意味、chena is future! もちろんグリーンハウスも!


夕食はリゾートのレストランでサンクスギビングのスペシャルメニューを頼んだ。料理は期待したほどではなかった、というよりちょっとがっかりした。まあ、アラスカのレストランに期待する方が間違っているということだ。

リゾートのレストランで

食後にまた温泉につかった。どれくらいの時間つかっていたんだろう?かなり長い間温泉に入っていた。今までの疲れもとれ、クリスティーナもすっかり温泉が大好きになってしまった。以前アイスランドで温泉に入ったことがあったらしいのだが、あまり好きではなかったらしい。(ヨーロッパに温泉はアイスランドにしかないみたいだ。)
チェナリゾートでのんびりする予定だったのだけれども、時間はあっという間に過ぎて行ってしまった。

    夜はライトアップされていて幻想的だ


今回のフェアバンクスは雪が降り続きオーロラは見れなかった。もともとオーロラをメインにしていたわけではなかったので、どうでも良いことだったのだけれども、やはり少し残念な気持ちになった。

明日は、フェアバンクスを東へ向かいTokという街まで行く予定だ。本当は途中にある、デルタジャンクションという街に住む陶芸家アーティストの家にカウチサーフィンの予定だったのだけれども、都合が悪いそうでTokのモーテルに泊まることにした。カヤがいるので中々宿を探すのが大変だ。Tokの後はまだ何も予定をたてていない。

 Tokという街は以前から興味があり是非一度訪れてみたいと思っていた。
さあ、明日はTokへ!

Fairbanks-Tok 約325キロ。

2 件のコメント:

  1. 懐かしいです。チェナホットスプリングス。
    チェナには日本人スタッフがいますよね。

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  2. ごぶさたしております。あけましておめでとうございます。
    聞いた所によると5人くらいいるみたいですね。日本人の方が待遇よさそうでした。英語のパンフレットはあまり情報のってなかったです。

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