2011年3月31日木曜日

Gislaved, Sweden, Oct 5 2010

シアトルで飛行機を乗り換えアムステルダムへ向かった。アムステルダムでユーロ圏に入る為入国審査が行われていた。彼女の実家の住所を聞き忘れていて、もし滞在先を聞かれたらどうしようと、焦っていたが何も聞かれずにオランダに入国する事が出来た。

アムステルダムで3時間くらい時間があったのでwi-fiを利用しようと支払いを済ませ、iphoneでSkypeをしようと思ったがうまく使えなかった。同じように困っている若者がいた。彼はMacBookを使っていた。お互いに努力はしてみたもの、結局使えず諦めることにした。その時となりに座っていたケニアから来ているというビジネスマンと、ドイツから来ているアメリカ人の軍人さんを夫にもつ女性達と世間話をしていたら時間はあっという間に過ぎて行った。
アムステルダム、ガッテンバーグ(スエーデンで2番目に大きい街)間は一時間くらいのフライトだ。フライトは疲れもあったが、あっという間にスエーデン、ガッテンバーグに到着した。(ガッテンバーグとは、英語の呼び名で、日本語ではヨーデポリ)
飛行場にはクリスティーナと家族が迎えに来てくれていた。クリスティーナに会うのも5ヶ月ぶりくらいだった。彼女は5月の終わりにスエーデンへ帰っていた。

初めてお会いする家族に挨拶をし、これからの予定を聞いた。今日は飛行場からの帰り道にある、古い貴族のお城を見て彼女の実家、Gislavedという南スエーデンの小さな街へ向かうとのことだった。

初めてのスエーデン。今までスエーデンに来る事など一度も想像した事などなかった。何か縁があったのかなと?思う気持ちと、不思議な気持ちで人生とは何処で何がおこるか分からないものだと、1人で納得。

長いフライトで疲れていたことと、時差ボケがかさなり、意識はもうろうとしていた。そんな僕を皆は気遣ってくれたので、気楽な気持ちでドライブを楽しむことが出来た。

ガッテンバーグから一時間くらい走っただろうか、高速を降りしばらくすると辺りは農場地帯へと変わって行った。スエーデンの田舎の典型的な家並みと農場がのどかな雰囲気を醸し出していた。写真を撮ろうと試みたが、なかなかうまく撮れず、諦めた。疲れすぎていた。笑


ふと気づいたら、一本道の両側には何の木であろうか?大きな木々が道の両側に奇麗にそろって遠くまで続いていた。ここはすでに昔の貴族の敷地なのであった。
遠くに湖が見えて来た。ようやくお城に近づいて来たようだった。



パーキングに車を止めお城を見学して湖畔でランチを食べた。敷地は広大であったが、お城と呼ばれるものはそれほど大きくはなかった。



イースラビアの彼女の実家に到着し、のんびりと過ごしていたが、今夜、スピードウエイと言われるスエーデンで人気のあるモトクロスバイクのレースが地元で行われるので、見に行かないか?と誘われた。地元のチームが優勝をかけて今年最後のレースに臨むのだそうだ。疲れてはいたが面白そうなので見に行く事にした。

レースの前にごちそうを頂いた。サンドイッチケーキと呼ばれる(smörgåstårta)ケーキのようなサンドイッチであった。お腹もいっぱいになり、レースに行く前に少し仮眠した。



レースは相手チームが調子よく、地元チームは苦戦していた。このゲームで勝たないとシーズンの優勝は出来ない。相手チームも優勝がかかった大切なゲームで、応援団も遠くの街から沢山の人が訪れていた。







   (Vetlanda Elit  勝利に沸く相手チームのサポーター。 )

残念ながら、レースは相手チームの勝利で終わった。初めての観戦だったけれどもなかなか楽しい時間を過ごす事が出来た。この辺りではスピードウエイくらいしか盛り上がるもようしものがないらしく、街の住民の半分以上の人がこのレースに繰り出すのだそうだ。次回訪れるときにも、また足を運びたいと思った。

スピードウエイの競技場を後に

   スピードウエイの帰り道 パーキングまでのトレイル 


つかれと寝不足、時差ボケで、意識もうろうとしていたが無事に初日が終わった。
明日の予定は彼女の家族のサマーハウスへ。夜はRefteleという小さな街の歴史博物館に行く予定だ。

つづく