2012年11月15日木曜日

Flying over Kenai Peninsula.

 先日、休日の朝に知人からの電話で起こされた。

 『これから一緒に飛ぶ?』『カメラ持って来てね。』といわれ、準備して急いでソルドトナのエアポートに向かった。なんて、エアポートと言ってもセスナ専用の小さな飛行場だ。

 我が家からソルドトナのエアポートまで40分くらい。 到着したのは11時に近かった。何処に行きたい?と聞かれたが空の事は全く素人なので、『何処でも良いよ。』というと、『それじゃあ、東の方へ飛んでみようか?』というので任せる事にした。

 エアポートを飛び立つとまず、エアポート沿いのキーナイリバーが目に入る。そしてスキラックレイク、タスタミナレイクと巨大な湖が見えて来る。反対方向にはMount Redoubt(活火山)も美しくそびえ立っていた。

 ソルドトナエリアを東に進むとキーナイマウンテンと呼ばれる山脈?が連なっていてハーディングアイスフィールドと呼ばれる国内最大(だったと思う)の氷原に辿り着く。以前から見てみたいと思っていたが想像以上に美しかった。山脈を越えるとキーナイ半島の反対側のResurrection Bayに出る。その北にはスワードとよばれる美しい小さな港町がある。

 この日は朝から太陽と雲のコントラストがとても美しかった。そんな日に撮った空撮写真です。
 











Resurrrection Bay                                                                                                                                                                                

    この氷河を下って行くとタスタミナレイクという巨大な湖に出る。そして遠くに見える山 がMt Redoubtだ。タスタミナレイクは霧で覆われていた。

 帰り道、左の大きな湖はタスタミナレイク、右がスキラックレイク。


Fin

2012年10月30日火曜日

Ice skating on the frozen lake

 時間が過ぎるのは早いもので、気づいたらもう冬。先日は気温がマイナス20度くらいまで下がり冷え込みも厳しくなって来たアラスカのキーナイ半島。

 久しぶりに沈む夕日を見ながら写真でも撮ろうかなと思い近所の湖へ行く事にした。
家から15分くらいドライブして湖に到着すると、 湖はすっかり凍ってしまい6インチ(15センチ)の氷で覆われていた。

珍しく車が数台停まっていて、焚き火が見えた。湖の上に人影、アイスフィッシングかな?と思って湖に近づいてみたらなんとアイススケートだった。

 そしてそこには知り合いが、その家族と仲間達。さすがアラスカのスモールタウン、
スモールワールド。

    キャンピングチェアーに子供を乗せてお父さんは滑る!


  



  
 

 

そうこうしているうちに日は暮れて行った。
 長い厳しい冬の始まりだ。
 

2012年7月23日月曜日

Getting ready for Fishing

先日、アラスカ漁師の友人の古い木で作られたフィッシングボートを見て来た。
冬の間、陸に上げられているボートを浸水させるのだけれども、木で出来たボートは最初水が漏れて大変だ。その水汲みや、エンジンオイルの交換など漁のシーズンが始まる前にしなければいけない事が山ほどある。

小雨降りしきる肌寒い日の午後、僕らはハーバーへ向かった。
ハーバーに到着後、友人に連絡し、迎えのボートをよこしてもらい友人の自慢する古い木のボートに乗り込んだ。



年季の入ったボートは質素な作りであった。仕事を手伝いながら色々漁についての話を聞いた。






エンジンオイルの交換に時間がかかり過ぎた。海に出る予定だったが、雨にぬれ体が冷えてきたので予定を変更して陸に上がる事にした。



今年の夏は運が良ければ彼に漁に連れて行ってもらえる。
サーモンが沢山来るのを祈るだけだ。



Photography by Christina Sjogren

2012年7月12日木曜日

あれは冬の寒い日だった。

森の中でムースに出会った。少しずつ近づきながら、ムースの様子を伺った。
野生動物との間に、ある一線があると良く聞いていた。ゆっくりと近づきながらその一線とはどの程度のことを言うのか自分で試してみたかった。 まだ距離は充分にある。
ムースは気にもしないで黙々と枝を食いちぎっていた。しかし、ある一定の距離まで近づくと食べるのをやめ、じっとこちらを見続けていた。辛抱強く待ち続けるとムースはまた枝を食べ始めた。しばらくして一歩前に進んでみた。するとムースは枝を食べながらこちらを睨みつけた。まだ大丈夫な距離だと思いもう一歩踏み出した。まだいける。もう一歩。かなりムースとの距離が近くなった。するとムースは鋭い目つきでこちらを睨みつけた。これ以上は無理かな?と思い、ゆっくりとカメラを構えシャッターを切った。



 もう少し近づきたいと思い動こうとした瞬間にムースは移動した。

そんな冬の日の出来事を今頃思い出した。

2012年3月31日土曜日

Northern Lights over Sterling AK

今年はオーロラが活発な年のようで、我が家でもこの冬に何度もオーロラを見る事が出来ました。オーロラの撮影は難しく、まだ自分で納得のいく撮影は出来ていませんが、いくつかの写真をアップしてみました。