2011年2月9日水曜日

Ice Fishing

 アイスフィッシングへ行って来た。気温はマイナス25度くらいだったろうか。日の出前に知人と湖で待ち合わせして、湖の上を車でゆっくりと釣り場へ向かった。

 釣り場につくとまずは氷に穴をあけなくてはならない。氷の厚さはかなり厚い。
昔は手動でやっていたようだが最近はエンジン付きの機械で簡単に穴があけられるようになった。と言っても機会は結構な重さがある。

 先日他の湖で、手動で氷に穴を開けているネイティブの親子を見かけた。未だに機械を使わない人もいるようだ。





 釣り人5人で5~6個の穴を開けた。まずは小さなエビを餌にして、レイクトラウトの餌にするコッコニーと呼ばれる湖に住む紅鮭の仲間を釣る。日本で言うヒメマスであろう。なかなか当たりがなかったが、知人がいきなりレイクトラウトをつり上げた。日本でいうイワナの仲間だ。サイズは大きく30センチ近くあった。






 その後自分の竿にも当たりが来て釣り上げた。小さなコッコニーだった。



コッコニーの頭を丸ごと、それとおなかの脂ののったところを餌にする。
しかしその後当たりはなく、他の釣り場へ移動することに。車が湖の上を走ると、氷がゴ~ンとうなり声をあげる。その音はあまりにも不吉でその音に慣れていないものを不安にさせるが、何回も聞いていると次第に慣れてくるのであった。と言っても心地よいものではない音だ。





 釣り場をかえてもなかなか釣れず、寒さしのぎで車の中で休憩。暖まってからまた釣りをという繰り返しで、時間はあっという間に過ぎて行った。そろそろ帰ろうかという時間に、たて続けに二人が大きなレイクトラウトを釣り上げた。



 これでみんなにレイクトラウトが行き渡った。僕は自分で釣ったコッコニーも頂いた。湖の魚は早めに頂くのが良い。凍らせて保存するとかなり味が落ちるのですぐに食べてしまうのだ。この日の夕食はコッコニーのフライ、レイクトラウトはパン粉やナッツ系をまぶしてフライパンでクックした。食べ比べてみたらコッコニーの方が美味しいという結論になった。コッコニーの身はオレンジ色をしていて味もサーモンに近かった。コッコニーならいくらでも食べられそうだ。次は是非コッコニーを沢山釣り上げたいものだ。


 しかしアラスカの人々はこんなに寒いのに良く釣りにでかけるものだ。色々な意味でそのクレイジーさ(ワイルドと言った方が良いだろうか?)にはいつも驚かされる。そう、ここアラスカにはクレイジーな奴らが、(おっといけない)とてもワイルドな奴らが沢山住んでいるのだ。ワイルドすぎる奴らも多いのだが。。。。。

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